懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






日産 1995 スカイラインGT-R(BCNR33型)



 1995年に日産から発売されたスカイラインGT-R(BCNR33型)です。まだまだ新しいクルマだと思っていましたが、1995年1月発売ということは、ちょうど33型GT-Rが世に出て20年になるんですね。オヤジ世代になるとあっという間に1年が過ぎてしまいますが、このGT-Rが世に出た年に生まれた子が来週成人式を迎えると思うと、なんだか複雑な気持ちになってしまいますね。

 さて、この33型GT-R、実は私は街で見かけたことは何度もありますが、一度も実車に乗ったことがありませんし、間近でじっくり見たこともありません。32型と34型は知人が乗っていたのでほんの少し乗ったことはありますが、33型に乗っている知人はいなかったんですよね。巷では32型に比べて大型化したのでどうのこうのと言われていたようでしたが、本当のところはどうなんでしょうね。もっとも、このレベルになってしまうとおそらく私が運転したところで『マイナス21秒ロマン』など感じることはないでしょうからどうでもよいことですが・・・。

 そういえばこのGT-Rの頃から、ニュルブルクリンクでのタイムがどれだけということが高性能の証であるように言われ始めましたね。ポルシェが何秒、GT-Rが何秒等々、きっとすごいことなんだと思ってはいても、ニュルブルクリンクがどんなところなのかまったく知らない私にはいまいちピンと来ずに今日まで至っています。ちなみに、あのタイムというのはドライバーは皆同じ方が運転しているんでしょうかね?恥ずかしながらもし私がGT-Rでニュルを走ったとしても、F1ドライバーが運転する軽トラに負けると思います。今でも時速100キロを超えると頭の中でキンコンキンコン鳴り出してしまうんですよね。

 20年前に、32型GT-Rと比べて21秒速い7分59秒というタイムを記録して、『マイナス21秒ロマン』というキャッチフレーズができましたが、現在の日産GT-Rが記録した最速タイムは7分8秒とのことだそうです。ここで『マイナス51秒のロマン』を感じられる方って、いったいどれぐらいおられるんでしょう?少なくとも私自身はこれらのタイムにまったくロマンを感じることができません。当時500万円前後という超高額車だったGT-Rはデフレ下の失われた20年だったにも関わらず現在は1000万円前後の超々高額車となりました。『マイナス51秒のロマン』を実感するためにはお金がかかるようですね。


スカイラインGT-R(BCNR33型)
全長×全幅×全高 : 4675×1780×1360mm
ホイールベース : 2720mm
車両重量 : 1530kg

(2015年1月7日)




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