懐かしの名車をカタログで振り返る・・・旧車カタログコレクション(web版)






トヨタ 1991 ソアラ(Z30型)


 1991年にトヨタから発売された3代目ソアラ(Z30型)です。同時期の他の高級車同様、ソアラも先代からサイズも排気量も一回り大きくなり、価格は二回りぐらい高くなりました。まさにバブリー高級車の代表的な1台でしたね。ソアラは初代、2代目ともに確かに高級車ではありましたが、一生懸命働けば下位グレードぐらいには手が届く程度のクルマでした。しかしながらこの3代目、私の記憶では下位グレードでも300万オーバー、最上級グレードに至っては確か700万オーバーというふざけた価格が付けられていたと思います。こうなると欲しいという欲望すら湧かなくなりますから不思議なものですね。

 さて、この3代目ソアラ、全身にバブリーな衣をふんだんにまとって登場しましたが、時代は右肩上がりではなく右肩下がりに突入、折からのクーペ不振も手伝って販売はあまり芳しいものではなかったようですね。普通の感覚では販売に苦戦したら苦戦の原因を軌道修正してフルモデルチェンジし、次の代で巻き返しを図るような気がするのですが、このソアラ、次の代はバブリー度にさらに磨きをかけ、高級ブランド、レクサスの一員として販売されることになりましたね。案の定、消滅していきましたが、貧乏人の私にはソアラを買う側の感覚、そして造る側の感覚のどちらもが理解できません。きっとセレブな方は貧乏人とは異なる思考回路をお持ちなんでしょうね。

 3代目ソアラの豪華絢爛なスタイルと古き良きバブリー時代を思い出したところで、今、巷で話題になっているウルグアイのムヒカ大統領が6月のリオ+20で行った演説を聞いてみましょう。




 彼のスピーチに賛同できる方、賛同できない方、きれい事だと嘲笑する方、いろいろな捉え方があっていいと思います。同様に時代が下降線を辿る中においても、4Lのソアラに3年乗ったら次は4.3Lのレクサスにしないと気が済まない方は買い換えればいいと思います。

 しかし一方で、4Lのソアラで大満足、これ以上何が必要なんだ、という方には4Lのソアラに30年でも40年でも乗り続けられる選択肢が残されている自動車産業、及び社会の仕組みであってほしいですね。どうも昨今の自動車産業は、大統領のおっしゃる『使い捨て社会』の度合いが進みすぎているような気がします。

 今、国交省は10年後には高速道路の自動走行を実現すべく研究を進めているようですが、こうなったらこの前のアナログテレビ同様、既存の自動走行に対応していないクルマはすべて買い換えなくてはならなくなってしまうんでしょうかね?まあ、もしそうなったら高速道路を走るのやめようと思います。

ソアラ・4.0GTリミテッド(Z31型)
全長×全幅×全高 : 4860×1790×1340mm
ホイールベース : 2690mm
車両重量 : 1630kg
エンジン : V8DOHC 3968cc 260PS

(2012年8月19日)



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